みなさん、こんにちは。Z6ユーザーisofss(イソフス)です。本日、NikonのAPS-Cミラーレスカメラ Z50 が発表になりました。公式HPやYouTubeの先行レビューを見た最初の感想は「削ったなぁ!」でした。あくまでZ6から見た感想です。これが手軽なカメラに求められているトレンドへのNikonの回答なのですね。もし今カメラを買おうとしている方に「Z50は有り?」と聞かれれば「最初の1台目なら◎」と答えると思います。”Z6Z50比較したらこうなりました記事”、お楽しみください↓↓↓ 削られたところに問題がなければZ50は大当たりかも。

ギズモードさんの動画、楽しかったです。

1:感動はそのまま、重さを削った弟。

Nikon Z50
Nikon公式HPより引用。

ギズモードさんの動画の「Z6のミニチュア触ってるみたい」というフレーズにニヤついてしまいました。なんともZ7/Z6の形状を踏襲し凝縮したようなZ50のフォルム。これからNikonのミラーレスカメラ購入を検討なさっておられる方にお伝えしたいのは Nikonはグリップがデフォルトで一級品です。 とても握りやすいです。筆者はZ6の前にNikon D610、SONY a6400、Canon EOS80D、を使用していましたが、Nikonのグリップは断トツでした。控えめに言って「最高」。(ぜひ量販店で持ち比べてみてください。)カメラを掴んだ時の満足感、「おぉこれがカメラかっ!」という感動はひとしおでした。Z50はZ7/Z6を少し削ったようなボディ形状になっていますがグリップの良さは引き継いでいます。「軽い」「握りやすい」を優先したい方にはメリットですね。

  • Z6ボディの重さ:675g
  • Z50ボディの重さ:450g

同時に発売される便利ズームレンズ NIKKOR Z DX 16-50mm f3.5-6.3 VR の重さが135gなので、この組み合わせだとZ6ボディ単体より軽くなりますね。旅行カメラにはうってつけかも。鞄にポンッ!

2:削られた?EVFの解像度。

  • Z6:0.5型Quad-VGA OLED、約369万ドット
  • Z50:0.39型XGA OLED、約236万ドット

こうやって数字で比較すると明らかに削られていますが、EVFの実際の見える広さの指標である倍率を35mm換算で比較するとこうなります↓↓↓

  • Z6:0.8倍
  • Z50:0.68倍

個人の感想ですがこのZ6の倍率0.8は実際使っていてちょっと大き過ぎます。眼鏡をかけると端がケラれます。(←きれいなのは間違いないのですが。)あながち0.68倍のZ50は運用上悪くない値かもしれません。ビューファインダーの見え方写欲に直結するので、ぜひ買う前に量販店で覗いて確かめましょう!

3:ボディ手振れ補正が無い!

  • Z6:ボディ手ブレ補正。どのレンズでも効く。
  • Z50:レンズ側に手振れ補正があれば効く。

ボディ手ブレ補正はやはり削られましたか…。価格面で厳しかったのかな…。でも同時発表されたZマウントDX用レンズ2本はどちらともレンズ内手振れ補正が入っていますね。こうなると困るのがオールドレンズで遊びたい時ですね。フランジバックがどのメーカーより短い(つまりオールドレンズ遊びの幅が広い)せっかくのZマウント…。レンズ遊びがしたい方は迷わずZ7/Z6にしましょう。価格で妥協してZ50にする選び方だけはNGです。きっと後悔します。

4:採用されなかったXQDカード。

  • Z6:XQD、1スロット。
  • Z50:SDカード、1スロット。

Z7/Z6発表の時にかなり酷評されていたメモリーカードがSDカードじゃない問題。XQDが高額で、しかもWスロットではない!…今回はNikonさん冒険しませんでしたね(笑)。記録メディアはSDカード。カード挿入口は1スロットエントリーモデルとしては定石の装備。 冒頭に「最初の1台目なら…」と書いた理由はこのあたりです。

5:削られたシャッタースピード上限。

  • Z6:最高1/8000
  • Z50:最高1/4000

エントリーモデルあるあるですね。明るさにして1段分。 確かにキットレンンズがF3.5始まりで高速シャッターがいらないといえば…そうなのかもしれませんが。晴れの日(Ev14と仮定)でシャッタースピード1/4000ISO感度100だと、F値上限はF2です。最高速度が削られていることを気にしなければ大丈夫…かな。(Z50にフルサイズ用Zレンズを使う時に初めて気になるレベル?) むしろ恐ろしいのは露出を気にし始める頃にフルサイズ機Z6をチラ見せしてくるNikonの戦略の方ですよ。なお両機ともフラッシュ同調速度は1/200と同じでした。

6:電池パワーは削られたが、値段は上がった!?

  • Z6:EN-EL15b、1900mAh
  • Z50:EN-EL25、1120mAh

小型軽量とトレードオフだから割り切りましょう!Z6の電池寿命は公式HPで約310枚、実運用でだいたい300~400枚くらいの印象です。これがZ50のバッテリーになってどう変化するかは予測がつきませんが、撮り逃しを防ぐためには予備バッテリーは必須でしょうね。これはZ6でもZ50でも同じ。しかしEN-EL25の方がEN-EL15bより高いのはなぜだーっ!?

7:センサーサイズと画素数。

  • Z6:フルサイズ、2450万画素。
  • Z50:APS-C、2088万画素。

センサー面積の小さいZ50。画素数を抑えている所にNikonの良心を感じました。高画素になる程、光やレンズに求められるが問われます。そもそも2000万画素も必要になるプリントサイズや画面表示ってほとんどないですし。(4Kモニターでも約800万画素なので。) なお、Z6は裏面照射型CMOSセンサーですがZ50にはその表記がありません。

8:背面モニター解像度、削減。

  • Z6:3.2型TFT液晶モニター約210万ドット
  • Z50:3.2型TFT液晶モニター約104万ドット

両機ともタッチパネル対応です。確かにZ6の背面液晶は超絶キレイです。が、安い保護フィルムを貼ると一気に精細感が失われます。なので現在の筆者のZ6は104万ドットと変わらない感じになっております…(悲)。つまるところ104万ドットで十分です!

9:削られた背面、逆にイイ。

Z50背面
Nikon公式HPより引用

まずサブセレクターが削られました。でも十字キーでAFポイントは動かせますし、OKボタンで1発リセットも効きます。問題なし。また i menu で各種設定を1発で出せます。さらに、再生ボタンが右下に移動してきました。(Z6は左肩だったので片手で再生操作不可。)うん、Z50の方が使い易そうです。Simple is best.

10:AFポイントは削られても影響なし。

  • Z6:273点。
  • Z50:209点。

これはセンサーサイズがフルサイズとAPS-Cなので違って当然ですね。AF領域は両機とも縦横約90%となっております。使う上では同じと考えてよいでしょう。また両機とも像面位相差AFコントラストAFのハイブリットです。

11:シャッター耐久。

  • Z6:耐久20万回。
  • Z50:耐久10万回。

棲み分けされていますが、年10000シャッター切っても10年は使えるということ。ぶっ壊れたらZ6に乗り換えましょう!

12:イメージセンサークリーニング。

  • Z6:イメージセンサークリーニング有。
  • Z50:イメージセンサークリーニング無。

フランジバッグが短いミラーレスカメラですので、センサーへのゴミ付着は怖いですね。一応裏技でシャッター幕を閉じてレンズ交換する方法はあります。

まさか出来るとは!?

13:カメラ上部の表示パネル。

男心をくすぐる表示液晶
カメラ上部の表示パネルは削除。

男心をくすぐるギミック、カメラ上部の表示パネルは削除されました。ここに露出の設定が黒画面に白文字という格好いい表示形式で確認できるのはZ7/Z6の特権ですね。(でも実際ここを見て露出を確認するかと言うと…使ったことないです。だってEVFで確認できますから。)コスパの為の削除であれば納得できるかも。

据え置かれた性能もある。

最後にZ7/Z6と同じ性能を積んでいる項目をチェックしましょう。実はZ50の機能面って充足しているかもしれません。

画像処理エンジンEXPEED6

筆者は以前、EXPEED3を積んでいたD610を使っておりました。その後Z6を使って「JPEGがキレイじゃん!」と感じました。この描画エンジンはいいですよ!(思いっ切り主観ですが。)

Creative Picture Control 20種類

Z7/Z6で初搭載されたCreative Picture ControlがZ50でも使えます。これはNikonがプリセットとして準備してくれているピクチャースタイルです。0~100%を10段刻みで適用できます。別記事で特集しましたのでご参照ください↓↓↓

クリエイティブピクチャーコントロールの「トイ」
こんな感じです。「トイ」を適用。

防滴・防塵性能!

公式HPにはシーリング部の写真は掲載されていませんが、確かに記述はありました。外に持ち出す時の安心感。これは嬉しいですね。

その他!

あぁぁぁ!公式HPを行ったり来たりして目が痛くなりました。(だんだん雑になっているのは申し訳ないです!)もうまとめて綴ります。下記同じトコ!

  • 瞳AF/顔認識
  • サイレント撮影
  • 4K30p動画
  • フルHD120fpsスローモーション
  • i mune カスタム(超便利)
  • 前面のファンクションボタン2つ(超便利)
今回のPVはキャッチーですね‼

結論「あとは値段だ!」

すでにキャッシュバックキャンペーンの告知も始まっていますね。後は値段次第。おそらくZ50の実質価格はZ6の半額くらいでしょう。こうなってくると魅力的ですね。

ちなみに以前、SONYのエントリーモデルa6400をボディだけ買った時は(キャッシュバックを含めて)実質9万円でした。ミドルクラスのCanon一眼レフ EOS 80D をキットレンズと一緒に買った時は約15万円でした。Z50はエントリーとミドルの間に位置しているように感じます。お値段もそのあたりで落ち着けば、これは1台目のカメラとして長く使えるかもしれませんね。

購買意欲のトドメにどうぞ!

こんな長い文章ばかりの記事を最後までお読み頂きありがとうございました。電気量販店に実機が並んだら触りに行きたいと思います。いや~なんにしてもNikonには巻き返してほしいですね!小型軽量に需要のあるユーザー層にZ50が受け入れられた暁には、デカいレンズを作り続けるNikonもついにパンケーキ単焦点レンズを作ってくれるかも!そんなことを密かに願っている今日この頃です。