みなさん、こんにちは。初めて富士山に挑戦したisofss(イソフス)です。いや~雨でした!もうズブ濡れでしたよ(笑)。 今回、4つある富士山の登山道の中でも一番簡単と言われている吉田ルートを選びました。正直な所「簡単」を真に受けて舐めていました…。実際相当しんどかったです。反省点を振り返りつつ、何も見えなかったホロ苦富士山デビュー記録を綴ります。これから富士山デビューされる方への参考情報としてお役に立ちますように。では参ります↓↓↓

7月の富士山の天気は?渋滞は?

憧れの富士山登山。それはそれは期待が高まります。同時に心配もありました。特に混雑するのではないか?という不安。朝日を見るために皆が朝方に登り始めて登山道が渋滞するご来光渋滞は嫌だ~…という理由で7月中旬の登山計画を立てました。最初にしたことは泊まる場所の確保です!富士山の山小屋は4月から予約がスタートします。【反省点1】山小屋の予約は受け付け開始日に取るべきでした!私は2日程出遅れてしまい、第一希望の山小屋が全て埋まってしまい第二希望の山小屋になりました。

7月に富士山に登るメリット。

この度は海の日を含む7月の3連休に登ることにしました。実際に登ってみて感じたこと、それは…7月は混まないってこと!素晴らしいです。ちなみに登山客の7割くらいが外国人でした。それが一番びっくりしたかも。 

7月に富士山に登るデメリット。

えぇ、タイトル通りです。雨が降るんですよ。梅雨ですからねぇ。人が少ないのも納得です。ワンチャンどこかで晴れれば…という淡い期待はみじんに砕かれました。富士山からの絶景ご来光を期待するのであれば梅雨明けに登る方が良いです。人でごった返すかもしれませんが。

バス始発で5合目まで行く。

ここからが本番です。人の少ない7月登山とは言うものの、マイカー規制のある登山シーズンは富士山5合目に行くためにバスを利用する必要があります。このバスはとても混みます!バス発車時刻より前にバス停に並ぶことをおススメします!

バス始発で5合目まで行きます。
朝6:30始発。すでに行列が…。

吉田ルート登山の場合、河口湖駅から富士スバルライン五合目にアクセスするバスを利用する方が多いと思います。時刻表のリンク貼っておきますね。(その年の最新情報を必ずチェックして下さい。) 繁忙シーズンは始発時間も早くなるみたいです。とはいえそれでも人が集中します。30分前には並んでおきたいものです。

バスに乗る前にチケットを購入しましょう。
チケットがないとバスに乗れません。

バス停に着いたら いの一番で乗車チケットを購入!行きの時点で往復分を買っておいた方が安くなります。外国人の方でこれを知らず、バス発車時に慌ててチケットを買いに行き(その間に満員になり)結局乗れない方がいらっしゃいました。可哀そうに…。

すし詰めになるバス。
車内は地獄絵図…。

いたって普通のバスに登山客が雪崩れ込みます。乗務員さんの人数カウントを聞いていましたがなんとその数60人。河口湖駅の一つ前の富士山駅で乗車している登山客が席をほとんど埋めていました。私たちのグループはバス停に30分前に並んでいたので河口湖駅では一番最初に乗車しましたが、それでもギリギリ席にありつけた感じ。残りのお客さん(ほとんどが外国人)は1時間の揺れるバス移動を立ちで乗り切らなければなりません。小さな子供さんが(外国人)酔って吐きそうになっていました。あぁ、日本を嫌いにならなければよいのですが…。

富士スバルライン五合目に到着。

富士スバルライン五合目に到着。

時刻は7:30です。小雨が降っていました。本来の計画であれば今日は山小屋(8合目)まで登り、明日朝に登頂し下山する予定でした。でも天気予報は今日も明日も雨。なので今日一気に登頂してから8合目まで下りて山小屋に泊まるプチ弾丸プランに急遽変更しました。(結果的に良かったものの)体力任せの修業登山なのでおススメできません。タイムアタックなので休憩もほどんど出来ませんので。ということで四の五の言わずに即登山開始です。

お馬さんがおる。
馬~!
悲しい目をしている馬。
なんだか哀愁が…。

とか言いながらさっそく寄り道。お馬さんがおったのです。お金を払えばある程度まで乗せていってくれるみたいです。雨の中、ご苦労様です。

登山口です。いよいよスタート。
いよいよ始まるのか~!とテンションUP!
最初は横ばいの道。
最初はなだらかな横ばいの道。

準備運動がてら吉田ルートの入口まで横歩きが続きます。一瞬、雲が切れて晴れ間が見えました。正確な気温は分かりませんが長袖とTシャツの2枚でも汗だくでした。

地図看板もあります。
ふむふむ、現在地を確認。
雲が出始め…。
ありゃ、前方から雲が…。

雲の切れ間に一喜一憂しながら吉田ルートに突入します。登山口近辺で入山料1000円の徴収所があります。快くお支払と。お礼に小さなアドバイスブックと木彫りのキーホルダーをもらいました。(後述しますが、この後の大雨でアドバイスブックは読む前にぐちゃぐちゃになりました…。)

7合目までは雨降らず。

ジグザグ道をひたすら登ります
ひたすらジグザグ道。

登り始めるとうっすらガスがかってきましたが、雨は降っておりません。景色は…見えませんでした。ただひたすらに目の前の道を登ります。喉が渇く前に小まめに水分補給!

晴れてたらよかったのに。
晴れていたら…絶景だったのかな。

富士山からの洗礼。シャワーのような雨。

上はどう見ても悪天候。
い、嫌な予感。

予感は的中しました。7合目辺り、山小屋を通過する辺りから天気が急変。大雨になりました。まるでシャワーをかぶっている様な雨です。この時は(まだ)動いているので寒くはなかったのですが、Gore-Texのアウターを着ていても中に浸水する有様。生地の浸水と言うより首回り(←フード被っているのに)や手首などの開口部からの浸水です。それくらい激しかったです。防塵防滴仕様のカメラ(Z6)を取り出す勇気が出ず、写真がありません…。

水分補給と携行食の大切さ。

大雨の中、ザックを開くのは面倒です。それでも喉は渇くし腹も減る。山小屋に入って休憩するのも1つの選択肢ですが、いちいちレインウェアを脱ぐのも面倒。なので、ザックを下ろさなくても取れる位置(サイドポケットや腹ベルトの小物入れ)に水分と携行食を入れておくのは大切だと思いました。【反省点2】私は準備が甘く、大雨の中ザックを開いてモノを出し入れしました。(これが後に悲劇を呼ぶことに…)

山小屋でペットボトル飲料を買うと1本500円くらいします。もし持参するならいろはすがおススメです。飲んだ後に小さくできるので。(ちなみに富士山にゴミ箱はないので全てゴミは持ち帰りです。)

トイレは有料。小銭を用意せよ!

道中のトイレは1回200~300円の有料制です。これは「払いたければ払うチップ」ではなく、払わないとトイレに入れないゲートがあります。100円玉の小銭袋を準備しておきましょう。大雨の中だと(トイレ以外でも)山小屋売店でも100円玉は活躍します。

早く登頂したい…。徐々に自分との戦いになる。

1つめの鳥居はフェイク。
1つめの鳥居はフェイクでした。

8合目を超えた付近から気温も下がってきます。動いていてもだんだん寒くなり、風も出てきます。「早く登り切りたい…」だんだん余裕がなくなってきた頃、頂上付近にあると言われる鳥居が…!……1つめの鳥居は頂上のヤツではありませんでした(笑)。

1円が刺さりまくっている鳥居。
小銭が刺さりまくっております。

雨の中、一度取り出したカメラをしまうのももったいなく感じ、頑張ってシャッターを切りますがあっという間にレンズ前玉に水滴が…。この後、Z6は不具合を起こします。(後述)

ついに頂上の鳥居が!
お!今度こそ本物の鳥居!

時刻は13:00。およそ5時間半で頂上の鳥居までたどり着きました。富士登山オフィシャルサイトのコースタイムだと6時間半くらいの目安なので(リンク貼っておきます)、けっこう無理した登りになりました。

頂上の崩落とはこのことだったのか。
生々しい崩落の後。

今年の富士山は頂上付近の崩落復旧のため通行止め解除が山開きの日に間に合わないという状況でした。(私たちが登る数日前に解除になり間に合いました。)仮囲いが崩落の生々しさを物語っておりました。工事業者の皆様に感謝ですね。

こんなに美味いラーメンがあったのか!?

完全にラーメンの誘惑に負けました。
ズブ濡れのままラーメンを頂く!

もう疲れているわけですよ。ふと見ると、頂上の山小屋でラーメンが提供されているではないですか!なんですって!!

こんなに美味いラーメン食べたことない!
美味い、美味すぎる…。

たぶんインスタントラーメンです。でもね、超絶美味しかったんです。これまでの人生で一番美味かった食事かも…!?ってくらい。一杯900円です。高…いや、安いっ!

お鉢回りで富士山に牙をむかれる一行。

10合目といっても本当の頂上ではなく、本当の富士山登頂のためには剣ヶ峰までお鉢回りしないといけません。ところがここにきて強風に見舞われます。耐風姿勢を取らないと体が持っていかれるくらいの風。ものすごく寒い…。(ラーメンで体を温めておいて本当に良かったです。) 大雨の中(荷物を濡らしながら)ザックの中から手袋と中間着を取り出し、アウターを一度脱いで着込みます。手袋を外すと数分で顎がガチガチ鳴るほど寒かったです。

日が暮れ始めるとヤバいと思った。

時刻は14:00。完全に雲の中、強風で視界も悪く、他に頂上を目指しているパーティはほぼゼロ。これで暗くなり始めると危険だと直感。現にお鉢回りで道に迷いました。それくらい前が見えませんでした。

写真撮ってる場合じゃなかった。
なんとか頂上へ!3776m

思った以上に大変だったということもあり、頂上に着いた時には感動して泣きそうになりました。まぁ、鼻水と雨でぐちゃぐちゃの顔でしたから泣いてもバレなかったでしょう。漫画「岳」の三歩を思い出し、ゴールは横並びで3人で一緒に。感動しました。来てよかった!(景色は見えないけど!)

あぁ「岳」読みたくなっちゃいました。(山小屋で岳を読みふけった過去記事ご参照ください。) さて、とっとと下山します。頂上滞在時間、およそ5分。

8合目まで下山して山小屋宿泊。

降りると小雨に。
降りると小雨になりました。

おぼろな記憶ですが15:30くらいだったとおもいます。8合目の山小屋に到着しました。チェックインの受付をし、濡れた靴を入れる袋を渡され、着替えるために寝室に案内されます。

すし詰め寝室に驚愕!

山小屋の狭さに驚愕。
文句を言ってはいけません。泊まれるだけで感謝。

これは完全に予想外でした。私、九州出身でして、山小屋をちょっとしたリゾート施設とばかりに考えていましたが(過去記事ご参照あれ)甘かった。川の字で寝るとはこのことで1人当たりのスペースは横幅60センチ程度。通路は荷物でごった返しております。この場所では寝る以外が出来ません。既に寝ている方もいるので物音も厳禁です。

ザックの中が濡れ全滅。

やってしまいました。雨の中何度もザックを開けていたことが仇となり(開口部から浸水するほど大雨だったこともあると思いますが…)ザックの中の荷物が全部濡れていました。着替えもです。【反省点3】衣類をビニール袋で保護するのを忘れていました。初歩的なミス。

更衣室は半畳程度。

山小屋にもよると思いますが、今回お世話になった山小屋さんの更衣室はとても狭かったです。登山の荷物はとにかく減らしましょう。勉強になりました。

山小屋を楽しむ!高山病も受け入れる!

せっかくの富士山登山です。楽しまなきゃ!お楽しみと言えば食事です!

夜ご飯はカレー!
夜ご飯はハンバーグカレーです!

不思議ですよね、レトルトカレーなのにめっちゃ美味しい。しかし歓びも束の間。ピンチが訪れます。座席は来た順にすし詰めで、私の座ったテーブルは私以外全員外国人さん。目の前には美しいブロンド女性!やばい(汗)何を話せばいいんだ!

私:This is Japanese Curry.

女性:Oh! So yummy! …What’s this?

私:Oh,Next morning!

もしかしてワンチャンある?(ないわ!) 夕食時に次の日の朝食弁当も一緒に渡されるので、これをネタにブロンド女性とお話しました。いやぁ、今日イチ焦ったっす。

湿った服で寝れるわけもなく。

食事が済んでから19時ころまで寝床に入りましたが、やっぱり起きて食堂で時間をつぶしがてら服を乾かそうと思います。ん…頭痛が。これ高山病ですね。

イブに助けられました。
イブを飲んで、ワンカップで晩酌。

私も友人も頭痛が酷くなっていました。友人が頭痛薬を持参しており、飲むと効きました。(でも翌日の朝にはまた頭痛が…。)

頂上価格とはこのことです。
物価の高騰が半端ない!

でもここはケチる時ではありません!お菓子は持参しても良かったかなぁ。

Z6、壊れる。

防塵防滴のはずのカメラに異変が。背面液晶が表示されません。EVFは生きています。Z6はチルト液晶。よく見ると背面液晶の裏側に本体と液晶を繋ぐコード(の穴)があります。ここから浸水したのでしょう。なお、レンズを外してみると後玉が(浸水というより気温差の湿気で)この有様↓↓↓

湿気がすごい山小屋内。
ぼんやぁ~。

Z6、勝手に治る。

さすがはNikonですね。EVFでの撮影は出来ていたので不具合は一時的なものだろうと踏んでいたのですが、案の定、ほったらかして置いたら次の日の夕方には背面液晶も復旧しました。帰宅して防湿庫に入れたら一週間ほど湿度が80%を保っていました。こわっ。

翌朝。帰ります!

朝ごはんの登山弁当。
肉ご飯弁当。

朝4:00に山小屋のスタッフさんがモーニングコールをしてくれました。「朝ですよ~、雨でご来光は見れませ~ん」…なんとも目覚めの良い朝です。

二日目も雨が降っております。
しっかり雨が降っております。

支度を済ませて5:00に下山開始です。山小屋のスタッフの皆様、ありがとうございました。

Z6の不具合も心配だったので、ついにiPhoneで撮影を始める始末。いいんです。撮らないよりマシ。

7合目あたりから晴れ間がでました。
7合目あたりから雲の切れ目がチラリ。

ちょいと降りると雨もやみ、風もやみました。安全地帯なのでしょうか? 下りのルートはひたすらジグザグ道です。

無事に下山。
トンネルを何回かくぐります。

無事に下山!ありがとう富士山。

午前7:00。五合目まで無事に降りてきました。本来は3時間くらいかかる下山コースなので、やっぱり体力任せの修業下山になってしまいました。帰りのバスの始発は8:00。もちろんバス停前で並びます。案の定、8時頃には長蛇の列になっており、乗れなかった登山客(やはり外国人)もいらっしゃいました。

記念になったし、反省もしました。

人生初の富士山。行って良かったです!絶景が見れなかったのは残念ですが、日本一高い山に登ったし、無いなりの知識と経験を振り絞ってなんとか登頂できたことには満足できました。

そして沢山反省点もありました。準備が稚拙だったこと・体力任せの計画になってしまったこと・英語が話せた方が楽しかっただろうな…などなど。今回の反省点をまとめ(今後富士山を目指す方にお役に立つような)持って行って良かったもの悪かったものの準備編の記事も書く予定です。またブログを覗いてください。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。登山ってイイですね!