みなさん、こんにちは。ニッチな写真ブログへようこそ。isofss(イソフス)です。今日はいつにも増して一点突破型記事です。もし検索でたどり着いた方がいらっしゃれば何と感謝申し上げればよいのか…。内容は「今でも新品で買えてしまうオールドレンズ AI AF NIKKOR 28mm f2.8D をFTZ経由で 最新ミラーレス Nikon Z6 に装着したらどんな写真が撮れるのか??」です。さぁ、ご一緒にレンズ沼の世界へ!

1:広角レンズが欲しい!

Z6を登山に持っていく予定がありまして、今持っているNIKKORレンズはS-LINEの50mm f1.8なんです。ちょっと画角が狭い…。かといって発売されたばっかりの14-30mm f4は(f4しかないのに)16万円…無理無理っ。コスパのよい広角レンズの情報をググっておりましたところ、あるではないですか⁉ 未だに新品で買えるオールドレンズが!しかも安い!

AI AF NIKKOR 28mm f2.8 D
ポチってしまいまして。

2:マニュアルフォーカスになる。

実はZシリーズ(Z6.Z7)では、品番の最後にDと付くNIKKORのDレンズは純正マウントアダプターFTZ経由でもオートフォーカスが使えません。理由は、DレンズのAFを動かしているカメラ本体側のモーターがFTZにないからです。なのでマニュアルフォーカスになります。いーんです!広角で撮りたい時にAFが必要になる場面って少ないでしょ!(?)。それにZ6には、ワンタッチで等倍表示できるカスタムボタン超絶キレイな369万ドットEVFがありますから!マニュアルフォーカスでもピントを外さない技術を身に着けるのもまた一興です。

マニュアルフォーカスになります。
ピントリングの動作は軽めです。

3:Z6の手振れ補正とExifを使いたい。

中国製の素通しマウントアダプターだと新品でも6000円程度で済むのに、オールドレンンズを使うが為にわざわざ30000円もするFTZを別個に買うなんて正気の沙汰ではありませんよね…。えぇ、自分でもそう思います。そこまでしてFTZにこだわった理由は手振れ補正Exifデータでした。何も考えずにただFTZ経由で繋げるだけで自動でマニュアルフォーカスに切り替わるとか、Exifが残るので現像時にレンズ補正が使えるとか、ただそれだけ。したいだけなのです(*´з`)エヘ。

FTZに付けてみた。
FTZとレンズフードを装着!

4:凡庸な28mmと、F2.8の限界。

同じDレンズでも24mm f2.8だと値段がドンッと上がるんですよね。画角的には24mmの方が登山や星景写真にはいいかもしれません。パースも24mmの方がはっきりしてます。それに比べると28mmって微妙…だから安いんですね。スマホと同じ画角。だからこそ腕が試される訳です!おぉ燃えてきたぞ! ちなみに↓下の写真だけスマホで撮ってます。今までの↑上の写真は Z6と50mm f1.8S で撮ってます。全然違うんです、画質ッ。これは絶対にスマホに負けられない!

Z6に装着してみた。
これで完成形。

星景写真も撮りたくて。

夏ですからねぇ。そうなると最低ラインはF2.8ってことでこのレンズにたどり着いた経緯もあります。…これが楽しくなっちゃってGレンズの24mm f1.8とか、今年出る予定のS-LINE 24mm f1.8に手を出したりしたら、もう付ける薬ありません。こ、これはフラグじゃないですからね(汗)。

5:レンズとフードは新品で。FTZは中古で。

レンズの価格.com登録日は2002年、今から17年前のレンズですか…、ちょうどデジカメ黎明期の頃でしょうか。現行レンズみたいなシャープさとか逆光耐性は期待できないのでしょうけど、オールドレンズってロマンがありますよね。下記、AI AF NIKKOR 28mm f2.8 D の基本スペックです↓↓↓

  • レンズ構成:6群6枚
  • 非球面レンズ等の特殊レンズ:0枚
  • 最短撮影距離:25cm
  • 最大撮影倍率:0.17倍
  • 絞り羽:7枚
  • 重さ:205g(軽い!)
  • ねじ込みフード52mm:HN-2

めっちゃ普通ですね(笑)。特筆すべきものがない!強いて言うなれば「寄れるけど大きくは映らない・特殊なレンズは使っていない・だからこそ軽いし安い。レンズフードだってねじ込み式だ!」といったあたりでしょうか。その飾らなさがまたそそります。

このレンズ、マップカメラで中古だと15000円台のものもありました。かなり迷いましたが「安心代」だと思って新品にしました。どうやら2006年以降に製造された同レンズはコーティングが刷新されているそうですね。

その代わりFTZはご用達のマップカメラで中古を購入。中古と言っても発売からまだ1年未満、きっと私のような飽きっぽい人が売ってしまった可哀そうな子を探します。本体ロット番号の大きいもの(たぶん製造が最近のモノ)で、元箱がキットレンズのモノを選択。勘です!根拠はないですが。…長年レンズ沼に浸っているとこんな思考になります(;´∀`) → 中古で25000円なり。今回の出費は合計で58000円となりました。…じ、16万円のS-LINE14-30mm f4買うよりまともでしょ!? ところで、かの有名なFTZ段差問題は↓このことでしょうか?確かにこれは三脚に付ける時に苦労しそうですね。

これがFTZ段差問題。

6:いいから作例を出しなさい。

はい。せっかくなので最新レンズ NIKKOR Z 50mm f1.8 S と撮り比べてみました!画角が違いますけどご容赦ください。どちらも ISO:100 F2.8 SS:1/500 WB:4900k で揃えております。

作例比較、28mmf2.8D
AI AF NIKKOR 28mm f2.8 D のF2.8
作例比較、50mmf2.8S
NIKKOR Z 50mm f1.8 S のF2.8

ま、それは最新レンズの描写力が良いのは当たり前ですね。それにF2.8開放のDレンズに比べ、Sレンズの方は開放F1.8を絞ってF2.8にしてますから解像感は上がるものです。じゃあお互いに美味しいF値まで絞ったらどうなるか試してみましょう。↓下記は両方をF5.6にして、露出とホワイトバランスは同じにしています。

作例比較、28mmf5.6D
AI AF NIKKOR 28mm f2.8 D のF5.6
作例比較、50mmf5.6S
NIKKOR Z 50mm f1.8 S のF5.6

やっぱり新型のコントラストは高いですね。でもDレンズも肉薄してると思います。等倍で見る…なんてことは普段ないですし、パッと見せられて判別できるレベルでもないです。下記↓MTF曲線でも明らかなとおり(下部の青の線)Dレンズのコントラストはイマイチのようですが、だから何だって言うんでしょう!大切なのはMTFじゃなくて写真ですよね。

MTF曲線を見てみよう。
NikonのHPより引用。

広角である意味。

むしろ注目したいのは画角の広さ。それはそれは50mmでは入らない範囲が入るので、嬉しい限りです。この画角に慣れないと!

パープルフリンジは絞って解消。

けっこう広く写りますね。
こちらはF8で撮影。

古い設計ですし(コーティングがあるとは言え)フリンジは出ると思っていました。試してみたところ絞り開放だとかなり出ました。絞ると消えます。うむ、絞って使いましょ。

パープルフリンジ出ます。
同じ露出でも結果は異なりました。

7:今後のレンズ展開(個人的な!)。

このDレンズ、非常に満足しております!でも、これで終わらないことは分かっています(笑)。みなさんもそうでしょう!?

ミラーレス機なので、APS-Cクロップで1.5倍の画角での撮影機能も非常に重宝しています。そして現在、広角と標準の単焦点を持っている…となると次は望遠ですね。

  • Dレンズ単焦点 28mm(& 42mm)f2.8 / MF / 所持
  • S-LINE単焦点 50mm(& 75mm)f1.8 / AF / 所持
  • Gレンズ単焦点 85mm(& 127.5mm)f1.8 / AF ←次の狙い

これだとFTZ買った甲斐があります!Gレンズの85mm f1.8もコスパ高いですからねぇ。よし仕事頑張ろう! 最後までお読みいただきありがとうございました。オールドレンズをお探しの方のお役に立てれば幸いです。