みなさん、こんにちは。小型軽量を求めてα6400にたどり着いたisofss(イソフス)です。いいカメラなんですよ、そのほとんどが。これまで再三にわたりα6400を褒めちぎるレビューをしてまいりましたが、今回は思い切ってα6400の弱点にフォーカスします。 これからα6400を買おうか考えておられる方で、結婚式や音楽会などのイベント撮影依頼を受ける可能性のある方は是非ご一読ください。 既にα6400が手元にあるSONYユーザーの方は…不快になるかもしれないのでブラウザをそっと閉じてくださいネ(汗)。では作例と共に言い訳の効かないガチレビュー参ります。

弱点1:暗所に弱い!

光が少ない環境の場合、α6400で撮る写真は(たとえ後でRAW現像しても)暗い部分の諧調・色表現がイマイチ…いえ、正直に言いましょう、(私個人の意見ですが)ハッキリ言って使えません。

a6400は暗所に弱い。
以前もこの写真を引き合いに出しましたが。

最初にこの弱点に気づいたのはスナップ撮影の時でした。とはいえ悪いのはα6400ではなく、今まで使っていたフルサイズ機(Nikon D610)と同じ色表現をAPS-C機のα6400に求めていた…という何とも贅沢な私自身の勘違い・落とし穴だった訳です。よく考えれば、センサーサイズが面積比で半分以上小さいカメラに同等のダイナミックレンジを求めることが間違っていますよね。

室内イベント撮影が苦しくなる原因。

暗いんです、室内の撮影って。結婚式も音楽会も。写真にとっての命綱の「光」が、少ない。

α6400を結婚式で使う。
α6400を結婚式で使ってみました。ストロボ無し、ISO:2000です。

上の写真の腕の部分の諧調表現を見てください。ノイズが酷いです。肌はグラデーションになっておらず、塗り絵のように潰れてしまっている。レンズは12~13万円程度のSEL70200Gです。F値は開放の4。しかもRAW現像で持ち上げています。(この日は招待客としてスナップ撮影していました。これが本当の撮影仕事だったらと考えると…恐ろしいです。)明らかに光が足りていません。Gレンズでもこうなってしまうなんて…。こうなってはいくらRAW現像でイジってもどうにもなりません。思いつく解決方法は3つです↓↓↓

  1. 明るいレンズを使う(光を増やす)。
  2. 感度耐性のあるボディを使う(光を増幅する)。
  3. ストロボで光を補う。

…冷静に考えると、カメラボディ(α6400)に問題の全てを擦り付ける今回のテーマが稚拙にも思えます。写真が上手く撮れないことを一緒くたに機材のせいにすべきではないのです。(が、この点は続きがあるので後述します)

じゃあ光があれば良くなるのか?

良くなったんですよね、これが。

ストロボ使用でJPEG撮って出し。
ストロボとソフトボックス使用、JPEG撮って出し。

同じα6400、同じGレンズ(F値は開放4)、そしてソフトボックスに装着したストロボを画角ギリギリ外に設置。結果的に色の表現は良くなりました。この時の感度の設定はISO:100。当然と言えば当然ですが、光を捉えているデータをRAW現像すれば写真はさらに追い込めます。

それをRAW現像したのがこちら。
それをRAW現像したのがこちら。
こちらもストロボ有り。
こちらもストロボ有りの作例。

ただ問題なのは、結婚式も音楽会も本番中はストロボもソフトボックスも使えないことなんですよね(泣)

ではストロボ無し(光量不足)だと画質がどう変わるか、もう一度ご覧ください↓↓↓論より証拠。なんかペタッとしてる。

ストロボ無しの写真です。
レンズ:SEL70200G、ストロボ無し、ISO:320

レンズの沽券を守る為に申し上げますと、このレンズSEL70200Gとってもいいレンズなんです!軽いし手振れ補正あるし、カスタムできるボタンあるし、α6400で使うと105-300mmの超便利画角だし、F2.8の大三元レンズに比べたら半額だし。開放がF4でちょっと暗いこと以外は完璧なんです。レンズに文句つけたら怒られます。APS-C機に付けて撮影する結婚式や音楽会には相性がよくないと思います。

明るい場所で使うなら無敵レンズだと思います。

ランナーを撮影します。
屋外での表現力。

では、もう1つの弱点に参ります↓↓↓今度はカメラ自体の弱点です。

弱点2:握りにくくて長時間撮影が辛い。

そもそもフルサイズを手放した理由の中に「重いのは嫌だ」というのがあったのですが、小ささを求めてたどり着いたα6400にまさか足元をすくわれることになるとは思ってもいませんでした。

ボディが小さすぎて握れない。
右手の中指と薬指しかボディを握れません。

握れないボディ=かえって疲れる。

α6400を使った1日通しの撮影を何度か経験しましたが、フルサイズ時代(約2Kg)と変わらない疲労感。それもそのはず。カメラがコンパクト過ぎてしっかり握れないので、その負担が手や肩に回ってきます。分かりやすく例えると、カメラが体の一部にならないんです。シャッターを切る時「押さないと!」という意識が必要なんです。これでは撮影に集中しにくいです。

α6400を構えた時
スナップ撮影なら最強の携帯性なんですが。

一応、長時間使用時の握りやすさ対応策も考えました↓↓↓

  1. グリップを付け足す(重くなる)
  2. SIGMAのAPS-C専用レンズを買う(軽量)

かなり考えましたが、グッと心を押すアイディアではなかったのが正直な気持ちです。

それで結局どうするのか??

ここで選択肢が2つになりました。

  • 画質と使い心地をある程度犠牲にして軽量化システムを受け入れる。
  • ある程度重く目立つ機材を使ってでも画質を優先する。

何のために写真を撮るのか?

と、話を大きくしての言い訳にしている様な気がしないでもないですが…。実はこの記事を執筆時点でもうα6400君は旅立ちました。

マジです。

写真を「趣味です」で終わらせたくなかったのです。スナップ撮影は土台だと思います。同時に、自分の為だけでない写真をこれからも撮っていきたい。フルサイズ機を手放す時に覚悟を決めきれなかった「重さ」「目立つ事」に向き合わないと写真の品質は上がらない。α6400を使ったからこそ気づいたことでもあります。

α6400で学んだことは大きい。

  • ミラーレスでも(一眼レフでなくても)十分カメラとして成立している。
  • 瞳AFがあれば、もはやピントを外す方が難しい。
  • EVFに露出反映されるので、構図に集中しやすい。
  • サイレントシャッターは状況によってはありがたい。
  • 電池の減りは速い。
  • 小さいから確かに目立たない。
  • SONYが好きになった。
  • 小型化と画質はトレードオフ。
  • 写真にとって最も大切なのは光の質。
  • 機材は道具。性能はどうしても値段に比例する。
  • スナップ撮影と相性がよい。数を撮れる。
  • 重いレンズを付けると肩がこる。

発売後間もないこともあって購入と売却の差額は20000円程。2か月間の勉強代としては…(安いと感じているのは病気でしょうね)。

最後までお読みいただきありがとうございました。後日、ついにヤツが届きます。おいおいおいおい!最初からそれにしておけば…というのは無しです。ぜひまたブログに遊びに来てくださいネ。ヒントはこのブログで一番読まれている下の記事のネタになっているヤツです↓↓↓ヤツが届きます。