みなさん、こんにちは。isofss(イソフス)です。ここの所カメラばっかりの内容でしたが、このブログで本当にやりたかった登山ブログを(ようやく)書いてみます!登山好きな皆さんにも、もしくは上司に誘われて今度乗り気のしない登山に行くみたいな方、俺はマラソンするから体力あるぜ!みたいな運動好きなあなた!…にも登山の魅力を大いにイメージして頂きたい内容です。どうぞご覧になって下さいませ!では↓↓↓

1)久住山や中岳でなく、なぜ大船山?

九州の中ではメジャーな九重連山と言えば、まず久住山(1786m)、そして中岳(1791m九州本土最高峰)ですが、これら名所の東側にある 大船山(1786m) が猛烈におススメです。その理由はご来光です。ここは論より証拠!まず、久住山から見るご来光写真をご覧ください↓↓↓

久住山から見るご来光(i phoneにて撮影)2013年
中岳から見るご来光(PENTAX Q10にて撮影)2015年

↑大好きな写真なんですが……、前の山がすっごく邪魔ぁ!もしこの山がなければさらにいい写真になるのに!……という、 この邪魔な山が大船山 です。

じゃぁ、大船山に登っちまおう。

大船山から見るご来光(Fujifilm X-T10にて撮影)2018年1月

思っていた通り目の前に何にもない水平線!素晴らしいです。雲があったので完ぺきなご来光ではなかったですが、満足です。大船山最高っ!

山頂のコーヒーは格別
そして、山頂のコーヒーは格別。

2)ただし、甘くはない大船山。

言うて2度失敗しています。失敗と言いますか、徹夜で登ったのに頂上が悪天候だったのが最初の2回でした。本当につらかった…。頑張ったのに頂上は雲の中でしたから(泣)その時の写真と動画を貼っておきます↓↓↓

1回目、超悪天候-10℃(PENTAX Q10にて撮影)2015年
2度目、秋に再挑戦(PENTAX Q10にて撮影)2015年
3度目にようやく晴れました(Fujifilm X-T10にて撮影)2018年

登山口から頂上まではけっこうな距離があります。日帰り弾丸登山だった1回目は本当にきつかったです。悪天候もあって9時間休憩なしで歩き続けました。それで再挑戦の時は、途中の坊がつるでテント泊(2回目秋)、山荘泊(3回目冬)をしました。よっぽどの猛者でない限り途中で一泊することをおススメします。下記がご来光に成功した時のタイムスケジュールです↓↓↓

  • 長者原ビジターセンター、夜中2:30ごろ出発
  • ダテ湿原→雨ケ池→坊がつる、5:00
  • 坊がつる→大船山頂上までハイペース→ご来光7:00
  • 頂上でひとしきり遊ぶ10:00→坊がつるまで下山、12:30
  • 坊がつるにある法華院温泉山荘に宿泊
  • 翌日、ぼちぼち下山→長者原ビジターセンターまで約2時間

3)大船山への登山ルート

これから大船山に登る方にお役立ていただけますように、登山ルートを綴っておきますのでご参照ください。なお、写真は日中のものになりますが、ご来光登山にする場合は「行きはすべて真っ暗」ですので、あしからず。

1.長者原ビジターセンターからスタート!

無料駐車場とトイレあります。

広い無料駐車場キレイな公衆トイレがあります。長者原ビジターセンターには日中の時間だとお食事処もあります。2015年(1回目敗退時)には300円で入れる温泉も利用しました。といっても、ご来光登山でしたので温泉は帰りがけに利用でしたけどね。あまり…キレイとは言えないお風呂でしたが、そんなことは関係ないっす。入れるだけでありがたいです。

ありがたやありがたや。
夜だとこんな感じです。

夜間登山で絶対必要なもの、それはヘッドライトです。安物でも良いですが、念のため予備の電池があると低温で最初の電池がダメになってもなんとかなります。

2.ダテ原湿原を進む。

これは2回目の秋。
最初は登りがきついです。
登山届を書く場所
しばらく進むと登山届BOXがあります。

分かりやすいルートなので迷うことはないと思います。ただし夜の場合だと怖いくらい真っ暗です。大の大人がマジでビビッて、スマホで音楽をかけながら歌いながら登りました。

夜だとずっとこんな感じ。怖っ。

3.雨ケ池を通過。

しばらくは結構な勾配で登りが続きますが、雨ケ池まで来ると比較的横移動となります。すでに汗だくです。1回目の休憩はこのあたりで。ちなみに、写真に写っている前方の山は大船山ではありません!昼なら、あの山あたりまで行って初めて大船山が見えます。ご来光登山の時は夜なので見えませんが、見えないほうがいいのかも…(精神衛生上)。

まだまだ序盤。

4.坊がつるまで来て半分。

現地で心が折れないように先に言っておきますね。ここで片道の半分ですww。前方に見えるあの一番高い場所が大船山の山頂です。無理せず、坊がつるでテント泊しても楽しいですよ。法華院温泉山荘もありますので、そちらに宿泊するのもアリです。

真ん中の高い場所が大船山山頂、ここから約2時間。
PENTAX Q10にて撮影(2015年)彩度上げ過ぎた…。
2回目は秋でしたがテント泊できました。ちょい寒い。
3回目は法華院温泉山荘に宿泊。いいですよ~ここ。
この肉丼の話は次回!

5.ひたすら頂上を目指す。

坊がつるから大船山頂上までは、ひたすら勾配が続きます。厳冬期で雪山になっている場合はアイゼンがないとかなり苦しいです。私はmont-bellの6本爪アイゼンを使っています。予算的に3本爪の小さなものを選ぶとしても、無いよりはあった方が絶対良いです。冬に行く時は買いましょう! なお、行きに坊がつるで一泊しない場合は、このあたりで体力も心も折れそうになっているはずです。しかもご来光までのタイムリミットもあります。カロリーメイトや飴などの行動食があると心も体も生き返ります!マジで。

疲労で言葉数がグンと減ります。

中腹で左に曲がる場所があります。小さな看板がありますが雪が積もって見にくい時もあります。ここだけ間違えなければ頂上には着きます。

厳冬期はアイゼン必須です。
とにかく寒い。

足回りにはお金を使いましょう。

冬の大船山はけっこうな寒さになります。天候が荒れると簡単に氷点下になります。でも、特に登りは汗をかきますのでちょっと止まって休もうなら一気に体温を奪われます。日の出までの時間が迫っていると焦りますが、最後の2時間で優先すべきは安全です。小まめにアウターを脱いだり着たりして体温調整しましょう(面倒ですけどね)。ここまで来て長時間の休憩は禁物です。

頂上付近は雪が積もると道が分かりにくいです。ご注意を。

1回目の挑戦は1月。最悪の悪天候に見舞われ、しかも単独登山でした。登山ルートも初体験でした。そしてご来光までの時間も迫っていました。新雪で轍もなく、他に登山者もいませんでした。(登山されている方なら想像頂けると思いますが)…私、頂上付近でルートを見失い、ぜんぜん違う方向に進んでいました。道がだんだん狭くなり、木に囲まれて動けなくなりました。(四つん這いでそのままバックしました)マジで危なかったです。本州の山で同じことをしていたら遭難しているかも。でも九州の低山だからってナメたらあかん。

油断は絶対ダメ!

6.疲労で心が折れそうな時は…

「ありがとう」と声に出すと力が出るんですよね、不思議ですが。この方法は栗城史多さんが生前に書いていた本にあった内容です。「頑張ってくれて、俺の体よ、ありがとう!頂上まで連れて行ってやるからなぁ!」と声に出すと、なぜかもうちょっと頑張ってみようって思えるから不思議です。傍から見たらだいぶヤバい奴に見えるでしょうけどね(笑)単独登山の時はよく言ってます。

4)頂上でご来光。カメラやっててよかった。

どんなに辛くても、しんどくても、徹夜で登っても、頂上が晴れていたら疲れなってすっ飛びます。本当に不思議。登山やっていて良かった!って思います。それと同じくらいカメラやってて良かった!とも思います。登山とカメラの相性って抜群ですね。

登山とカメラ、やっててよかった。
冬の大船山

頂上のすぐ下にお池があります。冬場は凍ってますので氷の上で遊べます。これがまた楽しいです。あ、割れて落ちても自己責任ですからね。

1月、完全に凍ってました。

3度の登山で使ったカメラは下記です。どちらも小型のミラーレスで持ち運びは楽でした。今はもうフルサイズに乗り換えたのでサイズダウンは考えられませんが、当時は本当に活躍してくれました。

  • 1回目2回目(2015年)PENTAX Q10
  • 3回目(2018年)Fujifilm X-T10

最近のミラーレズブームもあってか以前に比べて安くなりました。登山とカメラを同時に楽しむ場合、カメラはどのみち1台で終わらないです。これ絶対です。なので最初の1代目は使い倒せる安いカメラ・軽いカメラを選ぶのはいい選択だとおもうのですが、みなさんどう思いますか??

次回:法華院温泉山荘に泊まってみた編

いかがでしたでしょうか? 大船山、いいところですよ~。移動距離が長いので体力的に大変な所はありますが、頂上からの景色は最高です。あ~、また行きたくなってきました。

もちろん登山には危険も伴います。九州の山と言えど厳冬期は低体温症や道迷いの可能性もあります。絶対に油断や無茶はやめましょう。ちゃんと装備と計画を整えて、楽しく登山しましょう!

こんな山奥で温泉に入れるのか!?

楽しいと言えば、道中の坊がつるにある法華院温泉山荘のことも忘れられません。次回「この山荘に泊まってみた編」をお届けします。是非是非ご覧くださいませ。

続く!