みなさん、こんちには。元CANONユーザーの isofss (イソフス)です。前回、Nikonの50mm撒き餌レンズのレビューをしましたが、そういえばカメラの魅力を教えてくれた(レンズ沼に引きずり込まれた)CANONの50mm撒き餌レンズも書いておかないとフェアじゃないなと思い、筆をしたためたいと思います。 EF50mmF1.8STM とりあえずカメラ始めたいんだけど何買ったらいいかな…と検討中の方がいらっしゃいましたら、是非是非おススメのレンズです。

1)CANONらしい色のり。

EF50mmF1.8の写真
ISO100 F1.8 SS1/160 EF50mmF1.8STM

こってり。コントラストも高く、線も太目。ぱっと見に強い印象のCANONの絵作り。個人的には好きです。あまりに押しが強いので(慣れると)脂っこさすら感じますが…。デジタル時代の写真はほとんどモニターで見ることになると思うので、主張の強い色のりはモニターとの相性がいいように思います。逆に、プリントすると濃ゆすぎるというか、アンダー部分が必要以上に黒つぶれしているように見えます。主観ですけど。

2)APS-Cだと換算80mmに。

80mmの画角感

ISO400 F4 SS1/125 EF50mmF1.8STM

私もそうでしたが、初めて単焦点レンズを買うタイミングってAPS-Cのカメラを使っている人ではないでしょうか?ところが撒き餌レンズ自体はフルサイズ設計されています。(もちろんAPS-C用の撒き餌レンズもありますが)将来的にフルサイズにサイズアップする時のことを考えると、フルサイズ用を最初から買うことは賢い選択です。ただしその場合は画角がクロップされます。CANONの場合は1.5倍なので35mm換算で80mm相当の画角です。もはや中望遠の世界ですが、これが適度に圧縮効果もあってイイ画角でした。焦点距離とF1.8の絞りと相まってかなりボケます。またAPS-Cの場合はレンズの中心部分を使うことになるので、周辺減光や各種収差の影響が分からない…というオマケつきです。

3)フリンジ、ボケの感じ。


ISO100 F1.8 SS1/640 EF50mmF1.8STM

絞り開放でコントラストが高い状況だとパープルフリンジが盛大に出ます。安いレンズですからこの辺りは割り切りが必要かもしれません。上記の写真の右上の方に玉ボケも出ていますが、あんまりキレイとは言えないかなぁ。買った当時は「凄いボケる!」しか言ってなかった記憶がありますが、目が慣れてくると粗が見えるものです。でも安いから許す!(同じ撒き餌レンズでもCANONはNikonより安いですし!)

ボケの感じはどうでしょう?

ISO100 F1.8 SS1/125 EF50mmF1.8STM

背景にもよりますが、細かな背景だと「ざわざわ」したボケになります。F1.8の時のフォーカス位置の解像感は「がりがり」というより「ふんわり」な感じ。そのまま背景も「ふんわり」いってほしいですが…どうやらこのレンズ、背景は選んだ方がよいかもしれません。

4)撒き餌レンズあるある。気になるところ。

  • レンズフードが別売。
  • バイワイヤーで測距窓がない。

気にならない人もいるでしょうね(笑)。レンズフードは別途2000円くらいで買いました。レンズのフォーカスはステッピングモーターで比較的静かな方です。でもこの駆動が物理的に見える測距指標窓が省略されています。まぁ、撮影には支障はないのですが、男心をくすぐるギミックが排除されているあたり、これも女性ユーザーを大量に囲い込んでいるCANONのマーケティングなのでしょうね。(ちなみに硬派のNikonは上記2つをちゃんとカバーしてます。メーカーの考え方の違いって面白いですね。)

5)一家に1本、いかがでしょうか?


ISO100 F1.8 SS1/100 EF50mmF1.8STM

CANONユーザーでしたら買っておいて損はない1本です。なにより「ボケる」楽しみを味わえます。スマホでは撮れない世界ですし、一眼カメラの醍醐味でもあります。今APS-Cなら、いつかフルサイズに乗り換えた時も継続して使えます。自分の足で画角を決める修行にもなります。

おそらくは、この一本が始まりでレンズ沼にはまり込んでしまうことでしょう。みんなそうですから!深いところまでいっちゃいましょう。なお、Nikonの撒き餌レンズのレビューもやっていますので、そちらもどうぞお楽しみください。最後まで読んで頂きありがとうございました。続く。