みなさん、沼ってますか? Nikonがミラーレスを出す歴史的な年にZ6をキャンセルした者です。

ニコンの標準大三元レンズ

Z6まで待てず大三元に手を出し予算切れ。

あぁ、やっぱりNikonユーザーとしてはZ6欲しくなりますね(苦笑)。そんなZ6発売を記念して、今更 一眼レフの良さを語る回を勝手に書き綴っております。ミラーレス時代へのアンチテーゼとしてお楽しみいただければ…これ幸いです。(なお、現時点でカメラ沼シリーズ執筆は2回目ですが、個人的なカメラ歴史でD610が7代目でして”沼を語ろう-7”と記載しております。だって書きたいんだもの!)どうぞNikon愛に溢れる5000字レビューをお楽しみください↓↓↓

1:一眼レフの良さ・欠点は、表裏一体説。

みなさんはどっち派ですか?一眼レフ?ミラーレス? それぞれに特徴がありメリットがありデメリットもあり。最終的には好みの問題ですが。今更ながら一度まとめておきたくなりました。

時代を動かしているミラーレス。

これはもう否定できない事実です。だって売れているから。なんだかんだ言ったって世の中は売れるものを売ります。非常に正直。「売れるカメラ」=「ミラーレス」であることはもうどうしようもない事実です。ではなぜ売れるのか??

小さくて高性能・全部ぶっこみミラーレス。

これこそミラーレスの神髄。ミラーがない(レス)から小さく軽くなるボディ。ミラーがない分(フランジバックも短くなり)レンズをつけた全長も短くコンパクトに。なので持ち運びしやすい。手軽。それでいて最新技術が余すところなく注がれており、例えば、撮る前に結果が分かるファインダー・ボディ内手振れ補正・撮って出しの綺麗さ・Wi-FiやBluetoothの完備・SNSとの親和性が備わっている、などの豪華標準装備。ぱっと見で隙がない。欠点だった「ファインダー像の遅れ」や「バッテリーが貧弱」問題も最近では随分対策され、もはや向かう所敵なし状態。いち早くミラーレスに全力投球したSonyの独壇場に今年NikonとCANONがようやく参入しミラーレス戦国時代なんて言われていますね。大いに結構な事です。どんどん盛り上がってほしいし(そして値下がりしてほしいし)、いつかは手に入れたいものです。

あえて言おうカスであると!(一眼レフ)

と言ったのはギレン総帥ですが、一眼レフをそこまでコケにするなんて私にはできません!できませんけど、やっぱり一眼レフがミラーレスに時代を掌握されてしまった原因は一眼レフの欠点・弱点にあります。あえて、あえて取り上げますから怒らないで読んでください!

重い。そしてアナログ感が否めない一眼レフ。

ミラーがあり、ペンタプリズム(初級機だとペンダハミラー)がある一眼レフは、やっぱり重いです。筆者はNikon D610と24-70mmF2.8の組み合わせで使用していますが、ストロボを付けると2㎏を超えます。ちょっとしたダンベルです。一日撮影が続く時などはもう疲れます。それに加え「撮らないと結果が分からない」「ミラーがあるのでボディ内手振れ補正が無理」といった弱点もあります。ミラーレスがこれらのデメリットをきっちり埋めているので、市場はミラーレス優位で間違いなく進んでいくことでしょう。

弱点をメリットに変えるかは自分次第。

ここから抗ってみます! 一眼レフの時代は終わったのか?否、一眼レフにしか出来ないことはあります。便利になり過ぎたミラーレスを最初から使ってしまうと決して身に着かない技術、それは一眼レフの不便さによって鍛えられる分野でもあります。例えば、、、↓↓↓

その場の露出(光)を意識する感性は、一眼レフで磨く。

という分野。だって一眼レフのファインダーはただの望遠鏡みたいなものなので実際の写真はシャッターを切らないと仕上がりが確認できません。それがいいんです。失敗を繰り返していく中で「適正露出」が身についてくると撮影って楽しくなりますよね。先に結果が分かってしまうミラーレスだと機械がやってくれるので、この感性はなかなか身に着かないものです。

究極はフィルムカメラに手を出すこと。

究極はフィルムカメラの世界に入ること。

現像するまで結果が分からないフィルムの世界。

極端な話ですが適正露出を身に着ける最大級の修業はフィルムカメラの世界です。筆者もしばらくそこに身を沈めました。まー難しい!だって結果が分かるのは現像後、下手したら1か月後とかですから。現像後の写真を見ながら「あ!失敗してる」「ピントきてない」「めっちゃアンダー」と後悔と反省の嵐でした(悲)。でもフィルム時代はみんなそうやって撮影技術を学んでいたんですよね。頭が下がります。デジタル一眼レフは撮ればすぐに結果が分かる(かつ、撮らないと結果が分からない)という絶妙なポジションにいると思うんです。(フィルムカメラとミラーレスカメラの間という意味です。)この特徴を生かすか殺すかはその人次第、強みと弱みは表裏一体と言ってよいでしょう。露出を覚える=撮影技術を身に着けたい、そこに魅力を感じる人には一眼レフを強くおススメしたいです!

2:型落ちレフ機が今更おススメの理由。

上述の通り、Z6が発売のこのタイミングで筆者の超絶推奨は一眼レフです!特にNikonのD610推しの理由には「露出を覚えるための一眼レフ」というの理由以外の要素もあります!

↑D610がディスコンになってしまったのでD750のリンクを貼っておきます。

1:フルサイズ機で一番安い!

D610は発売から5年経過したところでボディ価格が10万円を切りました!これを「安い」と言うのはもはや病気ですが(笑)。でも型落ち機だからこその安さ。安いは正義です!だって同じフルサイズ機の新品Z6はボディ価格20万オーバーですよ。(お金に困らない人は迷わずZ6に行きましょう!)一般人の感覚からして20万円と10万円なら10万円の方が現実的です!

2:APS-Cでは出せないフルサイズの余裕。

最近のAPS-C機の高性能っぷりには驚くばかりです。しかし、あえてフルサイズを推す理由はひとえに諧調の豊かさだと思っています。初めてフルサイズ機を手にした時の初スナップで思わず唸ってしまったのがこの写真です。
トンネル出口のグラデーションが凄い。作例とも言いがたいただのトンネルですが…。このグラデーションにご注目下さい。天井部分がじんわり暗くなっていく表現。金属の質感。センサーの小さいカメラでここまでの諧調表現が出るでしょうか。ちなみに、RAW現像で明るさを調整したりシャドーを持ち上げたりする場合でも、やはりフルサイズ機は余裕を感じます。ノイズが気にならないんです。(漠然とした表現で申し訳ないのですが)諧調表現のキャパシティは大きいと感じます。思いっきり感覚値ですが、一度フルサイズに来てしまったらサイズダウン出来ないです。

3:操作系統が中級ユーザー向けに作りこまれてる。

操作系統ボタン類インターフェースの作りこみが、特にエントリー機種と比べてD610は充実しています。筆者も初心者領域からカメラ沼にハマったタイプなので操作系にはだんだんうるさくなってきた口です。この分野は(フルサイズ機というより)中級ユーザー向けのカメラ全般に言えることです。↓↓↓

  • 絞り・シャッタースピードのダイヤル操作のしやすさ。
  • ISO-Auto・ISO感度手動のワンタッチ切替。
  • グリップの良さ(Nikon機は抜群にGOOD)
  • AFエリアやAFモードの切替が楽。
  • ファンクションボタンのカスタム性。
  • ペンタプリズム視野率100%

…といったあたりです。これらの選択がパッとできる操作系統。中級ユーザーはこの辺が充実しているとうれしいはず。マニュアル撮影やストロボを使ったライティングなど、ある程度自分で露出を調整したい時にそれに応じたボタンがあるというのは助かります。D610はフルサイズ機ではエントリーモデルなのですが、上位機種のD750やD850になるともっと精錬された操作系統を装備しているようです。下記は老人と文学社の武川さんがD850のメニューをひたすら設定していく動画ですが、D610ユーザー目線で見ても非常に勉強になりました。(D850との性能差別化も分かりますし)おススメです↓↓↓

4:電池の持ちが良い。

イベント撮影で一日中使いっぱなし(700枚くらい)という状況でも予備バッテリーが必要になった事はありません。一応2個は常に持っていますが活躍の場なし。電池の持ちの良さはミラーレスに比べると一眼レフは有利です。気にしなくていい(=撮影に集中できる)というのはありがたいです。

5:SDカード・ダブルスロット

絶対にデータ破損できない撮影依頼時には精神衛生上たいへん重宝するダブルスロット。RAW+JPEGを二枚ともに記録させることが出来ます。地味にありがたい。SDカードは(Z7・Z6で叩かれていた)XQDカードより断然安いです。でも安すぎるSDカードはやめておきましょう。突然クラッシュしたりしますので。

3:型落ち機D610って大丈夫なのか?

古くて安いなんてなんか心配…という人の背中を押したい。

近年、デジタルカメラ黎明期は終わりました。いいものを次から次に出して「凄いのキタ!」となる風潮はただのマーケティングです。古いカタログにも新しいカタログにもだいたい同じこと書いてますし。具体的にピックアップします↓↓↓

1:ISO上限6400って低すぎる!?

ISO6400の写真を見て判断されたし。↑これD610でISO1600です。そもそもISO6400まで普通は使わないです、たぶん。800とか1600あたりが常用感度であれば、D610(ディスコンになりましたが)をはじめフルサイズエントリー機種でも問題ないと考えます。

2:EXPEED3って古い!?

はい。Z7・Z6のEXPEED6に比べれば否めません。ただ、我々一般人にはその違いを言い当てることは出来ないかと思います。ちゃんとRAWで撮れるので問題なしです。2400万画素をRAWで撮影出来るオールラウンド型という意味でD610はZ6の先輩だと思っています。強いて言えば、ホワイトバランスAutoの精度は低いかなぁと思います。(EXPEED3って、あの黄色被り世代ですから…。)なので筆者はケルビン指定で使うことが多いです。

3:背面液晶が固定だと不便!?

はい、確かに。主に動画をやりたい人はCANONやPanasonicに行きましょう!バリアングル液晶はめちゃくちゃ便利でした。正直に申し上げまして、固定画面のD610で動画撮影はしんどいです。しかも、下手にフルサイズだと記録容量が無駄にデカいです。よしんば撮影できても、編集するPCのグラボやメモリが悲鳴を上げればストレスになること必須です。

panasonicDMC-G7

Panasonic G7。動画機として優秀!


バリアングル液晶EOS80D

EOS80D。こちらもバリアングル液晶!

写真メインでOVFが好きな方(ライブビュー撮影しない方)でしたら、固定液晶のD610でも十分楽しめます。その分予算お安くあがります!

4:カメラは1台では終わらないから…。

完全に筆者の独断と偏見レビューに長々とお付き合い頂きましてありがとうございます。ここまでお読みいただいている方はもしかするとNikonユーザーの方・D610所有者の方・カメラ購入検討されている方々…でしょうか。他メーカーユーザーの方がいらっしゃいましたら、おススメします、Nikonもいいですよ~。悲しいかなD610はディスコンになりましたが、1世代後輩のD750がだいぶお手頃価格に下がってきております。

カメラは安い買い物ではないです。高いですよね。そして楽しいもんだから、きっと1台では終わりません。筆者は7代目にしてフルサイズ機にたどり着きました。ようやく、ようやく落ち着きました。うーん、中古車くらいは買える程度散在しましたねぇ(泣)。

  1. Nikon COOLPIX100
  2. PENTAX Q10
  3. Panasonic G7 (マイクロフォーサーズ)
  4. EOS80D (APS-C)
  5. NIKOMAT EL (フィルムカメラ)
  6. Fujifilm X-T10 (APS-C)
  7. Nikon D610 (フルサイズ一眼レフ)
  8. 追記:SONY α6400(ミラーレスAPS-C)
  9. 追記:Nikon Z6(フルサイズミラーレス)

なので、もし最初の1台、もしくはステップアップの2台目をお考えの方がいらっしゃいましたら、在庫のあるお店でD610の検討を強くおススメ致します。新品があればラッキーです!(ボディだけで10万円弱ですが、結果的に安く上がるはずです。)もしくは価格の熟れたD750です。

改めてレンズのレビューなども今後やっていきたいと思います。またどうぞお読みください。続く!

※その後の顛末記事↓