みなさん、こんにちは。isofss(イソフス)です。世相は外出自粛モードですが、状況が良くなったらスナップ撮影に行きたい!行きたいものです。今日は85mmの画角だけの作例をまとめました。これから85mm単焦点レンズ購入を検討されておられる方、もしくはNIKKOR Z 85mm f1.8 S を検討しておられる方のお役に立ちますように。作例20枚、参ります。

1)室内撮影×ストロボ使用

85mmで撮る花束

このZ85mmを購入して1500枚ほど撮ったファーストインプレッションの中で一番「おぉ!」と思ったのがこちらの一枚でした。ホールでのステージ撮影で横からストロボを1灯当てています。F値は開放1.8です。ピント面のシャープさ、色、ピントから外れた部分のなだらかなボケ具合…いかがでしょうか。

部屋の中だとかなり狭い画角。

所変わってお部屋の中での撮影だと↓これくらいの画角になります。(スーパーからティッシュが消えた頃に撮影した写真です…。)正直な所、かなり狭いです。なにか1つの主題だけを切り抜くには良いかもしれません。

部屋の中で85mmを使うとこの画角。

↓こちらもお部屋撮影です。ストロボを直写しております。横構図だとバストアップで顔まで入れるのは困難かもしれません。なぜならばこのレンズ、あまり寄れません。最短撮影距離は80cm。(狭い部屋だと後ろに下がれないので。)この場合↓Tシャツを見せたかっただけなのでこれでOKかな…。サッカーボールくらいの大きさであればお部屋撮影でも構図内に収まりそうです。

お部屋撮影でバストアップはギリギリ収まるかな?

テーブルフォトだとこんな感じ。画角は狭いですが小皿であれば収まりました。最短撮影距離付近です。フルサイズ×中望遠の組み合わせだと被写界深度は極薄です。(前面からストロボ1灯+右後ろは窓からの自然光をレースカーテンでディフューズしています。)

テーブルフォトでスイーツを撮ってみました。

少し距離を置けば大皿でも画角内に収まりました。↓この時は椅子に登ってカメラ位置を上げております。(左上からストロボ1灯当ててます。)

パスタを撮影。85mmの画角感です。

↓おもいっきりソフトボックスの形が写り込んでおりますが…バッグくらいの大きさであれば室内撮影でも十分全体が収まる85mmの画角感でした。(ホワイトバランスがバラバラなのは筆者の腕の問題です、ご容赦ください…。)

バッグを物撮り。椅子に登れば十分収まります。

もっと小さい被写体に寄って撮影したい時は…あ、だから100mmクラスにマクロレンズがあるのか!(早くZマウントで出てほしいです。)

室内×自然光。

ストロボを使わない自然光での撮影でも実用的なこのレンズ。(画角の話ではないのですが)多少暗くてもF1.8まで絞りを開けられる単焦点レンズの強みを味わいました。

室内で自然光で自撮り。

↓こちらは蔵開きに行った時の1枚。室内です。ちょっとだけトリミングしています。この時、1.2歩後ろに下がらないとピント合いませんでした。80㎝って結構な距離ありますね。

こちらも暗めな室内環境での1枚。

↓室内撮りだとおのずとアンダーになりがちですが、RAWでイジっていると意外と情報が残っていてびっくりです。黒つぶれせずにグラデーションが戻ってきてくれます。

RAW現像すると意外と色情報が戻ってきてくれます。

2)屋外スナップ

被写体までの距離が室内よりも大きい屋外スナップだと、ちょうどいいサイズの被写体を探すのが結構大変でした。(それが面白さでもありますが!)

向かいの建物の屋根を85mmで撮影。

うん、やっぱり狭い(笑)。このギュッっと詰まった感じ。スナップは35mmとか50mmなどが定番で、こちとら85mmでスナップするなんて慣れていないものですから、これはトレーニングになります!

煙突を撮りたかったのですが画角に収まらない!

↓モノクロ×コントラスト盛り盛りで現像しておりますが、元データを見てびっくり!収差が全然目立たない!こういう雲と電線のような状況だとだいたいフリンジが発生するじゃないですか。ところがZ85mmはフリンジ皆無。ほっそい電線もちゃんと解像していました。すごいな…。

ハイコントラストな状況でもフリンジなし。

屋外での撮影だと、被写体までの距離感といいますか、構図がだいたい同じになってしまいますね。

こちらもコントラストを現像時に盛っています。

色のりは至って素直です。これまでにZマウントのレンズを50mmF1.824-70mmF4と使ってきましたが、みーんな素直。癖が無い。現像時に癖を強くすることは可能です。↑上の写真はコントラストをかなり盛ってます。逆に↓下の写真はレンズのデフォルトに近いです。どっちにも振れる性格が個人的には大好きです。

菜の花を前ボケも入れて。

↓こちらは感度AutoJPEG撮って出し。いかがでしょう、このグラデーション。

こちらはJPEG撮って出し。すごい諧調表現だ。

夜の屋外にめっぽう相性よろし。

そこは明るい単焦点の魅力の1つでしょう。とにかくF値の恩恵でシャッタースピードとISO感度に余裕が生まれます。(もちろん被写界深度は狭くなりますが。)

雨の日の屋外スナップ

一つ難があるとすればレンズフードを付けた時の全長が思ったより長いこと。Z6との組み合わせの場合、レンズフード先端からEVFまでは21㎝あります。雨の日の鞄からの出し入れは結構面倒でした。このレンズの重量サイズ感に関しては過去記事をご参照くださいませ↓↓↓

雨の日の街灯。

85mmの画角感で考えると、被写体までの距離はいつも数メートルあるような気がします。

夜スナップ。被写体まではいつも数メートルはある気がする。

↓暗い環境の中の光もちゃんと再現してくれます。黒つぶれせず、白飛びもしない。レンズとセンサーの両方がいい仕事をしてくれているように感じます。ほんとZマウントって一皮むけていますね。

コンビニをリフレクションで撮ってみた。

玉ボケ。

ボケ具合はこんな感じです。キレイですね。口径食はありますが、玉ねぎボケは気になりませんでした。うんうん、文句なし。

結論:これはいいレンズだ。

手前味噌ですが…良きレンズだと感じております。Zマウントになってレンズ駆動がバイワイヤーになったおかげで(距離指標窓は廃止されましたが)鏡筒内でレンズがマルチフォーカス駆動しているようで、とにかく収差の少ないクリアな写り方をしてくれます。 現代レンズの写りが好きな方であれば後悔しない1本になるかと! なお、85mmのド定番であるポートレートの作例を投稿出来ておりませんが(申し訳ない!)結婚式で使った感想ですが→めちゃくちゃ相性いいです!(語彙力不足)もちろん撮って出しでCANONみたいな色にはなりませんが、RAW現像でどんな写真にも化ける…そんな印象でした。とにかく忠実に写ります。

  • 癖がなく素直に写る色と輪郭。
  • RAW現像時にちゃんと再現される色情報。
  • ピントもまぁまぁ早い。
  • 逆光耐性めちゃくちゃあります。
  • 防塵防滴。
  • F1.8まで開けられる選択肢。
  • 重量も許容範囲。
  • サイズ感はちょっと大きいかな。
  • 寄れるレンズとは言い難い。
  • デザインは好き好きかもしれません。

最後までお読み頂きありがとうございました。もしこのレンズの購入を検討している最中にこのページにお越しいただいたのでしたら(ありがとうございますありがとうございます)買っちゃうことをおススメします!筆者は身銭を切ってZマウントにはネイティブZレンズが一番いいことを理解しました。FTZじゃなくてネイティブZレンズ!(このあたりの泥沼日誌は過去記事参照くださいませ。)

買い物は思い立ったが吉日。迷ってたらGGYになっちゃうYO!

…お後がよろしいようで。ではまた!